脳幹マッサージで腰部脊柱管狭窄症を改善・間欠性跛行にも効く!?

腰部脊柱管狭窄症による足や腰の痛みの治療法はいくつかありますが、整形外科では手術や薬を使う方法が一般的ですよね。腰部脊柱管狭窄症の治療や痛み解消は整形外科以外でも行われているのですが、その中には少し変わっていて、自宅でもすぐにとりくめる方法があります。

それは、腰から離れた首から頭にかけての部分をマッサージする「脳幹療法」というものです。脳幹療法は山口県周南市にある海風診療所の沼田光生院長(脳神経外科医)が雑誌の中で紹介していたのですが、具体的には、首から頭にかけて温めながらマッサージするという方法です。やり方はいたって簡単で、お湯を入れたペットボトルを、後頭部の生え際の下にはめ込むように押し当て頭の中の脳幹を温めるというもの。

脳幹マッサージを続けると足や手が温まり心地よいだけでなく、間欠性跛行や足の痛みが改善するそうです。腰部脊柱管狭窄症の薬の効果が高まることもあるそうです。

脳幹マッサージのやり方
用意するもの
・ホット飲料用のペットボトル(キャップがオレンジ色がホット用)
・50から60度のお湯

刺激する場所
後頭部の髪の生え際の下の、左耳の後ろから左耳の後ろにかけての脳幹ゾーン

脳幹を温めると自律神経のバランスがよくなり花粉症、白髪、不整脈も改善するそうです。脊柱管狭窄症の痛みは脊柱管の狭窄だけが原因とは限りません。脳幹マッサージや固くなった筋肉をやわらげる体操を取り入れるとよいのではないでしょうか。

病院利用メモ
大病院の場合、紹介状がないと受診できないことがあります。
事前に専門医の診察日、曜日を確認することをおすすめします。

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